about Ruby Fur Farm and "Ruby Ferret"
 
■ルビー・ファー・ファームについて■
「ルビーフェレット」の名前でペットショップにいるフェレットたちはルビー・ファー・ファーム
というファーム出身の子達です。
耳慣れない名前のこのファームは、アメリカ、アイオワ州ニューシャロンというところに
あります。現在の社長ランディ・ルビー氏は創設者の息子さんで2代目です。
ここは、スカンクの繁殖でアメリカのペットスカンク愛好家の間では有名なファームのようで、
1932年以降狂犬病のスカンクを1頭も出していないことでとても信頼のあるファームです。
(しかしフェレットの繁殖歴は約50年という説もあり)
また、「Fur Farm」というように、ペット専門のブリーダーではなく、メインに毛皮用の動物を
繁殖しているブリーダーだということです。
最初フェレットも毛皮用として繁殖しているものをペット用に卸しているのかと思われましたが
どうやら固定の繁殖所というものがあるのではなく、個人のブリーダーのところで繁殖・幼児
期の育成をしその後手術をして出荷されるようです。
ルビーフェレットが日本での市場に出回る数が少ない(=マイナー)のは、以上のような理由
からと思われますが、アメリカフェレット協会にルビーファーファームについて問い合わせた
ところ「そのようなファームは聞いたことがない」との回答を貰いましたので、アメリカでも似た
ような状況のようです。
(実際アメリカのフェレットサイトでルビーファーファームについて尋ねている人がいました。
かと思えば、アメリカのフェレオーナーサイトでルビーッ子を発見したり・・・)
また、上記の理由のほかに、日本に輸入する会社がすぐに変わってしまい(理由は不明)
安定して日本に輸入されない為継続して販売することが難しいようなのです。
(現在の代理店は1社だけという話あり)

■ルビーファーファームのHPができていました!■(2004.10.10
http://www.rubyfurfarm.com/index.html
久々にアメリカのYahoo!を検索すると・・・ルビーファーファームのHP発見!なんとここには
ファームの地図まであります。一度行ってみたい・・・
繁殖歴は65年以上のようですね。フェレット、アライグマ、スカンクとあります。
取引先を募集しているようですが、これで日本にもこれからもっとルビーっ仔が入ってくるの
ではないでしょうか。

希望としてはさらにHPの内容の充実を期待しています。

■ルビー・フェレットってどんなフェレット?■
さて、そんなルビーフェレットですが、一体どんなフェレットなのでしょうか?
パスバレーをベースに、数種類を掛け合わせたものだそうです。が、うちにいるルビーっ子を
見ている限りでは、細面で小柄、どちらかというとマーシャルに近い感じがします。
「やや小柄で男の子で1.6kg位、体格はがっちりぎみで顔つきは野生味のある顔をしていて
マーシャルとパスバレーの中間くらい」という説や、「オス・メスとも他のファームより大きく
なる子が多く、骨太でがっしりとした体格、噛癖は個体によってなぜか差が見られるが躾の
範囲程度」という説もあり・・・ということでしたが、去年以降入荷の子は、大柄で噛み癖も
緩くおっとりした子が多いようです。それ以前の入荷の子は、小柄で噛み癖も強くクレームが
付くこともあったとか・・・(うちの子??(汗))
パスッ子を主体に色々掛け合わせて改良しながら、現在発展途上のルビーッ子ということに
なるでしょうか。
まとめると、2001年以前の子は、小柄で華奢な子が多く、それ以降は体格もぐんと良くなり
大柄な子が増えたようですね。
また、いろんな個体を掛け合わせているというだけあって毛色のバリエーションもさまざまで
既存の毛色のパターンに当てはまらない子たちもいて、それが逆にルビーッ子の魅力に
なっているように思います。

現時点でルビーフェレットについて分かっていることはこれくらいです。
新しいことが分かりましたら、随時更新予定です。